アフリカ伝統楽器ムビラLive
「お盆が過ぎたら涼しくなるよ。」とはよく言ったもので、ここ数日過ごしやすいですね。
この一ヶ月余り、気分の落ち込みが激しかったので、先日気分転換にライブに行ってきました。
そして今年の宮島の夏は静かでした。
大好きな宮島タムカイマさんでの「MUBIRA 実近修平ライブ」。
ムビラとは、ジンバブエのショナ族に1000年以上前から伝わる楽器だそうです。
ジンバブエ?どこ?と調べると、アフリカの南東部にありました。
ムビラは元々儀式で演奏するための神聖な楽器で、作物の不出来や何か悪いことが起こるとご先祖様にアドバイスを受けるために儀式を行う。という日本のその昔の先祖崇拝と似ているそうです。
ムビラの音楽に乗って、日没から夜明けまで一晩中踊ってご先祖様を敬うのだそう。
外の外灯がぽつんと、灯りはそれだけの暗闇でのライブ。
ポロンポロンとムビラの重なり合う音に耳を傾け入り込みました。
ジンバブエに古来から伝わる「音の祝詩」だそうです。
暗い中のライブはいかに日頃、目にみえるもの、日頃見ることばかりに意識をつかっているか、がよくわかります。じゃまだな。
みんな自由に聴いて、みんなの自由が心地よくて、すごくいい時間を過ごせました。
ジンバブエの嗅ぎタバコ。何かの根らしいんだけど。
何の根かわからないそう、、、気なるわぁ。
実近修平さんは2007年より8度に渡りショナ族のRinos Mukuwurirwa Simbotiに師事されたそうです。
伝統楽器のムビラを日本で弾くことの意味、日本に伝えるときの大切さも話されていました。
このライブに行き、私がしている伝統医療のひとつでもあるハーブボールへの、ある思いがふつふつと湧き上がってきました。そうそう、そうだったと思う、まだ口にはしないでおこう。
タムカイマさんのかき氷は逸品です。
ぜひ宮島散策ついでに立ち寄り、残りの夏を楽しんでみてください。