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   先週のお休みに三段峡へ行ってきました。 目的は！！！夏の風物詩、蛍をみに、、、、のはずが、 数日前からの大雨で、どうやら孵化した蛍たちは可哀想に、、、、流されたようでした。   毎年この時期に行く三段峡、今年も「三段峡ホテル」にお世話になりました。 日本百景・特別名勝でもある「三段峡」をゆっくりと散策。   大雨の後の霧がたちのぼる山の中、なんとも清清しい気分で、 今年はゆったりゆっくり、黒淵を目指しました。   片道2.7km、通常なら50分程度で歩ける距離を、、、、 どんだけかかったのかしら？ 大雨の後の三段峡は、いつもの清流をたたえるというよりも、濁流！！！ずーーーーとみていたら飲み込まれそうでした。 からだの奥に響くドドドドドーーーー。 自然の強さに圧倒されました。この川の顔はその日だからこそみれた景色です。   静かな安らぎを感じ、歩いてはたちどまり、また歩いてはたちどまり。   木の幹に生えた、ちっちゃなちっちゃなきのこたち、 ゆっくりゆっくり木の幹をのぼってくかたつむり、 樹齢何年だろう？？苔むした老木、 雨の恵みをたっぷり浴びた山の緑のグラデーション、 オモイッキリ！！自然を満喫。     歩き疲れた体はやわらかな温泉で芯からあたたまり、その後はお待ちかねのお食事タイム！！ 旬な川魚、鮎の塩焼きややまめのお刺身、山菜の天ぷらなど、たくさんの山のご馳走に舌鼓。 繊細な味と料理で本当においしかったです。 もっと、、、、ゆっくり食べればよかったと、コウカイサキニタタズ。     私たちが三段峡を好きなわけは、 広島市内から近場でのんびりできる、ってのもありますが、お世話になる三段峡ホテルのご夫婦のお人柄に癒されるからです。   夜、昼間撮った花の写真を野草の本で一緒に調べて下さった時のお話し、 「山の花は、山の中で咲いているからこそ、綺麗なんですよ。」と、 「山の草花が一番きれいなのは、春から夏。けどね、紅葉が終わり、葉が落ちた、なーーーーにもない山もいいですよ。」と。   三段峡に住まわれて、三段峡をこころから愛されてるからこそ、でてくる言葉なんだろうな、と。 毎年、ふっとした時にこんな素敵なお話を聞くことができます。   次回の三段峡の旅では、ご主人が作られた、「小さな図書館」で昭和をたっぷり味わいながら、本を片手に時間を過ごしたいな。     毎年開催の「三段峡ホタル祭り」は今年は７月６日（土）１９時からだそうです。 この時期にしか味わえない、幻想的な時間を過ごしに、是非お出かけしてみてくださいね。    

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