コンサート。
12月4日、広島ALSOKホールでの、坂本龍一&大貫妙子のおふたりによるコンサートに行ってきました。 11月にリリースされた共同制作「UTAU うたう」を携えてのツアー。 真っ暗な舞台の上に浮かびあがるのは、一台のグランドピアノ。そして・・・・静かに二人が登場し・・・・静かにコンサートが始まっていきました。 舞台には、 教授こと坂本龍一と大貫妙子さんのふたりだけ。ピアノとマイクだけという・・・・ 必要最低限の教授のコンサートはいつもミニマルデザイン。 その空間での「うた」。教授の楽曲に大貫妙子さんが言葉を紡ぎ歌う。 初めて大貫さんの声をなまで聞きました。彼女の癒しボイスが素晴らしい。 やわらかでつつみこまれる教授のピアノの音、うれいのある優しい大貫さんの声、そして・・・どこからともなく香るお香。 なんとも贅沢な空間できく音楽。音のちから、にほんごの持つ優しい響き。不思議な音の空間に静かに包みこまれ、会場が癒しのエネルギーに満ち溢れる時間でした。 大貫さんのMCで印象に残った言葉があります。「古い曲でも歌い続けていれば、決してその曲は古びていかない。」自分の信じることを続けるといううこと、古いものを伝えていくことの大切さをあらためて思いました。そう!そこなんだよ。 しかし、 いつも教授のコンサートは素晴らしい。最高~~~~教授ありがとう~~~