タイの恵み。 〜ハーブボール編〜
暦の上では春。今年に入ってからの寒さで、身体の芯まで縮こまっていませんか?
この季節、特にオススメのコースはいつもの「タイマッサージやオイルのコース」に「ハーブボールコース」をプラス!!するポカポカホッコリメニューです。
ハーブボール療法(正式には:プラコップといいます。)は、
サムンプライの中で特にプライ(生姜の一種)、ウコン、こぶみかんの葉、レモングラス、タマリンドの葉など数種類を調合し、布にくるみ、温かく蒸して、温湿布のように身体に当てながら施術する「タイ王国の伝統医学療法」の一つです。
サムンプライ・タイハーブはハーブボールとして使われるだけではなく、ハーブテント(サウナ)などで使用し、ハーブの成分を経皮吸収させたり、芳香浴で自律神経を整えたりと家庭の中に根付いている療法です。そのためタイの女性には女性特有の不調、特に更年期の不調が少ないと言われているそうです。
サムンプライとは、
タイ式薬方師が病気治療や回復手段として、日本でもお馴染みの生姜やレモングラスなどの植物だけでなく、牛やトラ、いか、貝などの動物や石、塩、鉄などの鉱物までも症状によって使用するもののことです。
私が昔、タイでちょっとへこんだ時に受けた「タイマッサージとハーブボールの組み合わせ」。タイマッサージでココロもカラダもほぐされ、タイハーブ特有の爽やかな香りに包まれる中で、ゆ〜っくり、やさし〜く、じわ〜〜と全身丁寧にカラダとココロの芯まで温めてくれたタイのおばちゃんの施術。
タイのハーブの恵みがカラダにしみこんでいき、ハーブの香りと温かい心地よさに何とも言えない・・・・想像してみて下さい。。。
身もココロもゆだねての至福の時。私も日本でこんな素敵な時間を提供したい。っと、心に誓った時間でした。それがハーブボールと私の出会いです。
そして、その後、ここラクシュミーでも使っている「ドイナムサム サムンプライ スクール」という学校でハーブボールコースを習ってきました。
この「ドイナムサム(水の豊富な肥沃な土地)」という会社は、タイ北部チェンライに政府援助のオーガニックハーブ園を作り、そこで採れるハーブを製品化したり、その使い方を広めるための教育機関を持ったりして、タイ北部の山岳民族が地元の産物と知識を活かして収入を得ることができるように、色々な面からサポートしている組織です。この活動に賛同し、この学校を選びました。
日本でも昔から、びわの葉、よもぎ、ドクダミなど季節ごとに様々な身近な植物が生活に取り入れられていますが、タイでは日本よりも特に意識することなく、料理やお茶やお菓子などで薬草をたっぷりと日常的に自然とからだに取り入れている気がします。
日本のハーブやアジアのハーブをどんどん生活に取り入れて、自然なチカラをいただきたいものです。
是非、この寒い季節にタイハーブの自然なチカラと、タイマッサージなどの心地よいセラピーで、ココロとカラダをゆるめ、ゆったりとした時をお過ごしください。タイハーブ茶をご用意してお待ちいたしております。
毎月8日はハーブの日。ラクシュミーではハーブな生活をご提案しております。