♥の島、祝島へ行く
青く広がる瀬戸内の海、ぽっかり浮かぶハートの形をした島 『祝島』に行ってきました。 山口県の柳井港からは1日2便しかない定期船に乗って、 1時間くらい船にゆられ 終着祝島へ。 ※これは小祝島。 『小さな島』という思い込みをしていましたが、着いてみると思ったより大きい!! 港まで今晩お世話になる民宿くにひろさんご夫婦が迎えに来てくださり、宿まで迷路のような道をすすむ。 島内の路地の一部は、石垣のように見える練塀(ねりべい)と呼ばれる塀で作られていて新鮮な光景。 ビワ茶と作りたてのヨモギ大福を頂き、さっそく出発。 チャリンコハウスで自転車をレンタルし 事前に通路を調べて、、なーんてしてなかったので気のおもむくままに すすすぃ~~~~~と風をきって走る走る。 ずっと海沿いを走っていると放牧されてる豚さんに出会いました。 興奮し過ぎでしょうか(笑)?!残念ながら写真を撮り損ねました。 ただ島内には猫もたくさんいるので今回はその写真をアニマル部門ということで…。 夜ごはんまで数時間。 ぶらぶら路地探検。 探検中に出会ったおばあちゃんのお庭におじゃまして 早すぎる時期に落ちたアケビの仲間を切って見せてもらったり 昔から生えてる『ぎんつう』という木の実をとっていただきました。 ぎんつうは熟した柿のような、ちょっとリンゴにも近いようなそんなお味でした♥ そしてさすがの晴れ女!!台風の影響で雨マークのついてた予報を覆し 夕方、夕日こそみえないもののところどころ夕焼け色に染まった やさしい色の景色が広がっていました。 待ちに待った夜ごはん。 島の食材を使った料理。 アジのお刺身、ひじきの煮物、石豆腐、なすびのからし漬け、みかんなどなど そして最後にドドーーンッと鯛丸ごと一匹の煮つけ、すごい!!!おっきぃぃぃ!!! 翌日は早起きして民宿で一緒になったWさんと3人で『平さんの棚田』へ 片道4キロの道のりを蜘蛛の巣かき分け、てくてくてく。 はじめは雨が降ったり止んだり、空が分厚い雲で覆われていたけど 棚田に着くころには青い空が広がって、気持ちいいーーーーー♪ 途中見事に実ったアケビを発見!! 山からの贈り物3人でおいしくいただきました。 帰りは『ジカンニカギリガゴザイマス』 の弾丸(!?)で下山。 船出航までに30分をきってるけど どーしても島内でお昼ご飯食べたいっっ!ということで Wさんもしっかり巻き込んで『喫茶わた家』でご飯。 出航4分前、お店をでて港へ 帰りもまた民宿くにひろさんご夫婦がお見送りにきてくださいました。 Wさんも一緒に波止場から、船が動き出して窓から見えなくなるまで手を振って すごい短い間だったのに暖かいお心遣いに涙が出そうになりました。 旅っていいな。 ってつくづく思いました。