アイヌ文化にふれる。
最近なんだか日本の古い文化に触れることが多い。
先日アイノ刺繍会とユーカラを聞きに、加計のホロホロストアさんに行ってきました。
『アシリ・レラ アイヌユーカラとアイヌ刺繍』
北海道平取町二風谷でアイヌ言葉や文化を学ぶアイヌ語学校やユーカラを日々語られているそうです。
ひとつひとつに意味があるアイヌ刺繍、
アイヌの人が大切に守り伝えているアイヌ刺繍を教えてもらいました。
文様の意味、先住民の知恵、隠されてきた歴史、後世に伝えるべくお話もすごく興味深かったです。
子供や家族や自分のために、気持ちをこめる、祈りをこめる。
自分の気持ちをひと針ひと針刺繍する。
こういう気持ちを持つことが幸せな時間なんだなと思います。
としみじみ時間を過ごしたかのようですが、
「えーーーー針に糸がとおらんよーーー」「チェーンステッチってどうするんだっけ???」
と女が集まればどこでも賑やか。これまた楽し。
これはアイヌのお盆と針刺し。欲しい欲しいとみんな連呼(笑)
レラさんのユーカラ。優しい語り。
ユーカラは。。。アイヌの人々は大切なことはすべて口伝えで伝承してきたそうです。民族の歴史や生きるための知恵や教訓、人間のあるべき姿を子や孫に語り聞かせる伝承文学のことだそうです。
基本、囲炉裏に皆が集まって話されるそう。
まるで囲炉裏のそばできいているかの様に、静かに皆がレラさんの語りに耳をかたむけました。
困難な差別の時代を経ても語り継がれていく話し、こういうお話を聞くと、
わたしも無意識の中で何かを取り戻しているんだろうなっと感じました。
とっても静かでいい時間とをなりました。
おまけ。アイヌでもよもぎは邪気祓いの聖なる草だそうです。
土地の神様が欲しがっている草。
北海道から沖縄まで、古くから生活に欠かせない草なんですね。
よもぎ餅美味しいですもんね~~~ヽ(*´∀`)ノ