からまんぼうのヘクソカズラ。
ふと意識をすると、フェンスや庭木にからみついているヘクソカズラ。
左巻きで他の植物に絡み付いて生きています。
ヘクソカズラ~と言うときニヤリとする、子どもと一緒の心理。
ヘクソカズラを連発しておりますが、別名を早乙女花(さおとめばな)
と可憐な名前もお持ちですのよ。
■ヘクソカズラ
科名:アカネ科/属名:ヘクソカズラ属
和名:ヘクソカズラ 屁糞蔓 別名:ヤイトバナ 灸花・サオトメバナ 早乙女花
ヘクソカズラの名前の由来は、万葉のころからの呼び名で、全草に異臭があることから、糞(くそ)カズラの意味ですが、さらに、その上に屁(へ)の字をつけて、最高の悪臭を漂わせるような印象を与える名誉ある名前の屁糞蔓(へくそかずら)が誕生しました。(※イー薬草・コムより抜粋)
そんなに臭いのか?とおそるおそる嗅いでみましたが、そこまで、くさっっとは感じませんでした。
名前負け?先入観まけ?
皮膚に潤いがでるよと友人に教えてもらったので、ヘクソカズラの熟した実をウォッカで漬けました。
他にも果実の絞り汁を塗布すればしもやけ、ひび、あかぎれに効果がある。ともありました。
生薬名があるということは、漢方薬としても使われる植物なんですね。
うたかまvol.64「かごに使えるつる植物」の中で、ヘクソカズラも書いてありました。
立ち枯れしたつるが編み材料に向く。と紹介されていました。
お店の植物を乾燥する時の縛り紐くらいは、私でもできるかな。
何故か今年は、ヘクソカズラに目がいく年です。
今まで全く気にも留めなかった植物なのに、この感覚は面白いですね。